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薬草と薬の歴史が深く根付く宇陀市。日本書紀には、推古天皇が宇陀で日本初の薬狩りをされた記録もあります。そんな歴史を体感しに、宇陀へ行ってきました!
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| 看板を飲み込む おもしろい木を発見! |
| 榛原駅から宇陀川に沿って、のどかな田園風景の中を歩くこと約1時間。ふと左に目をやると…なんとどんぐりの木に看板が半分以上埋まっているのを発見!いったいどれぐらいの年月がかかったのだろうと思いを巡らせながら、さらに歩みを進めていきます。 |
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| 大宇陀の薬文化をたどる「薬の館」 |
| 江戸時代、53軒もの薬問屋が立ち並び「薬のまち」として栄えた大宇陀。その歴史を今に伝える施設が、薬問屋を営んできた旧細川家の住宅を改修した宇陀市歴史文化館「薬の館」です。建物正面に掲げられた屋根付きの大きな「銅板葺唐破風附看板」は、現存するものの中で日本最大かつ最古といわれており、圧巻の存在感があります。また、藤沢薬品工業(現アステラス製薬)の創設者である藤沢友吉の生家としても知られており、細川家や藤沢薬品工業にゆかりのある資料、昔の薬の看板などがたくさん展示されています。太田胃散やロート製薬の目薬など、今も見慣れた名前の看板を見つけると「あ、これ知ってる!」と嬉しくなりました。 |
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| 宇陀市歴史文化館「薬の館」 |
■入館料:大人310円/小人150円 ■開館時間:10:00~16:00 ■休館日:毎週月・火曜日(祝休日の場合は開館、水(木)曜日を休館)、12月15日~1月15日 ■駐車場:あり ■ホームページ:https://www.city.uda.lg.jp/soshiki/41/1095.html |
| 約300年守り継がれた薬草園 |
| 薬の館から徒歩約5分で「森野旧薬園」に到着。民間としては日本最古とされる薬草園で、森野吉野葛本舗の裏山に広がっています。園内からは、かつて葛粉作りを行っていた旧工場の姿も望むことができます(写真左)。森野家は代々葛粉を製造してきた家系で、第10代当主の森野通貞は、若い頃から薬草木に深い関心を寄せており、近畿一円から薬草を採取し、幕府へ献上した功績により、中国の貴重な薬草6種類が下付されています。園内の尾根西斜面には、その際に下付されたサンシュユの老木(写真右)をはじめ、四季折々、約250種類もの薬草木が観察できます。早春の季節にはフクジュソウも咲き始め、3月下旬にはカタクリの花の群生も見られますのでぜひ訪れてみてください。 |
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| 森野旧薬園 |
■入園料:500円 ■開園時間:9:00~16:30 ■休園日:不定休 ■駐車場:なし ■ホームページ:https://morino-kuzu.com/kyuyaku |
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| 「和」へのこだわりが詰まったお茶漬け専門店 |
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今年9月オープンの「和び茶び」でランチ。入店すると正面におしゃれな急須がズラリ!これらは飾りではなく、産地や形の異なる急須から好みの物を一つ選んで使えます。伝統工芸士が手がけた逸品もあり、棚の前で迷い、選ぶ時間が楽しい! |
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| 鰹と昆布の出汁でいただく贅沢なお茶漬け |
| おすすめの「宇陀里牛の出汁茶漬け」を注文。お茶漬けには工夫が凝らされた季節の小鉢5種が付いてきます。まずは出汁をかけずに丼として味わいます。炙られた表面の香ばしさと柔らかな肉質で噛むたびに旨味が広がり幸せ~♪出汁を注いでお茶漬けに。薬味のレモン胡椒を添えるとさわやかな香りとピリッとした辛みが加わり味の変化を楽しめます。食後には、くるみがアクセントのアイスケーキ「レモンセミフレッド」と香りと甘みが特徴のお茶「雁ヶ音」をいただき心和むランチタイムでした。 |

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| 和び茶び |
■営業時間:11:00~17:00(不定休) ■和び茶び(宇陀里牛の茶漬け+お好きなドリンク+デザート)3,300円 ■駐車場:あり ■Instagram:@wabisabi_uda https://www.instagram.com/wabisabi_uda/ |
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| 応募締め切り 2025年11月20日(木) |
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※応募はKCN、こまどりケーブル、KCN京都のご加入者様に限ります。 ※応募多数の場合は抽選となります。当選結果は賞品の発送をもってかえさせていただきます。 ※賞品は締切後、1ヵ月以内に発送予定です。 ※賞品の転売は禁止いたします。 |
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